ホームヘルパーの資格で転職を有利に

今後、社会的ニーズが増加する業界や職種に狙いを定めて転職を検討しようとする考え方は決して間違ってはいません。
むしろ堅実な転職先の選択であり、働き続けたいと考える女性ほど有意義な考え方となるでしょう。

これからの日本社会で最も需要が増加すると見られているのが、介護系の仕事です。
その理由は言わずもがなですが、女性の転職先にも選ばれる業界となってきているため、もし介護系の仕事に就くのであれば、早めにそのための活動を始めるべきでしょう。

その一つが、ホームヘルパーの資格の取得です。
ホームヘルパーというのは通称であり、正式名称は訪問介護員と呼ばれています。
かつてホームヘルパーの資格には1級や2級といったランクが存在していましたが、これから資格取得を目指す人は、「介護職員初任者研修」と呼ばれる資格を選択することになります。

これはホームヘルパー2級と同等の資格で、講義や実技を受けたのち、修了試験に合格した者に与えられる資格ですが、国家資格ではなく公的資格という扱いである点が一つの特徴です。

介護系の仕事に就いたことのない女性でも、介護職員初任者研修の講義を受講することができるので、興味があれば資格取得に向けてスタートを切ってみましょう。
この資格を持っていれば転職できないということは、ほぼありません。
それほど需要が高まっているのが、現在の介護業界なのです。

  国家資格である介護福祉士とは

介護系の仕事に就きたいと考えている女性に、もう一つ重要な資格を紹介しておきましょう。
「介護福祉士」と呼ばれる資格です。

この資格の特徴は、上で紹介したホームヘルパーの資格と異なり、国家資格である点。
医師の指示があれば医行為の一部を行うことができ、また、女性の転職という観点で見れば非常に需要が高く、どの介護施設も介護福祉士の資格を有した人を募集している状態が続いています。
この資格を取得すれば、今後仕事が見つからなくて困るということはないでしょう。

ただ、国家資格であるが故に、資格取得までには時間を要します。
養成施設に通うルート、福祉系高校に通うルート、実務経験を積むルートなど、いくつかの取得方法がありますが、福祉系の学校に通った経験がないのであれば、実務経験を積み国家試験合格を目指すルートが現実的ではないでしょうか。

具体的には3年以上の実務経験が必要となり、その上で実務者研修を受けなければいけません。
その後国家試験を受け合格すれば資格取得となります。

未経験者がいきなり介護福祉士の資格を取得するのは難しいため、まずはホームヘルパーとなり、現場で経験を積んだ上で国家資格を目指すという流れがやはり現実的。
早めに最初の一歩を踏み出せるかどうかがポイントとなりそうです。